目に見えない世界 

目に見えない世界を信じられる?刺さない鍼と不妊鍼灸

刺さない鍼で効果があるんですか?

 

一番多く問合せのある質問です。

 

 

 

 

「なんか変なとこ来ちゃったかなー。」

「鍼って刺すものじゃないの?」

「それも鍼なんですか?」

 

 

実際いただいた声です。

 

 

 

その通りだと思います。

私もそう思っていましたから!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

刺さない鍼を始めて実感した時のことを今でも鮮明に覚えています!!

 

 

 

すでに鍼灸師だった当時、

お腹が痛い時に施術してもらった鍼。

 

 

 

 

それまで5日ほどずっと下痢気味で微妙な腹痛が採れませんでした。

自分で治療前にお腹を触ると突っ張って堅いお腹でした。

 

 

鍼をしてもらうと、ぐるるるとお腹が動き出したのが分かりました。

 

 

 

「これで気が動くのか!」

 

 

 

 

 

お腹の突っ張りもとれていました。

 

その後症状もだいぶ気にならなくなりました。

 

 

 

刺さずに胃腸の動き・働きがアップしたわけです。

 

 

 

刺すのが当たり前だと思っていた私には、身をもって刺さない鍼の効果を信じた出来事でした!

自分の今後の道を確信するほどに。

 

 

 

そのとき、体の中の働きを高めるこの方法は、不妊鍼灸にとても適応するのではないかと考えました

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

私は症状もよって必要があれば鍼を実際に刺しています。

 

 

 

 

・刺さない方が良くなる場合

 

・刺すと変化が速いと思われる場合

 

それぞれの状態を考えて使い分けます。

 

 

 

ただし、治療の序盤では脈づくりをしているため刺しません。

 

実際に治療を受けていらっしゃる皆さまは、治療の初めの方は一切刺していないことが分かると思います。

 

 

 

 

それはなぜか?

 

 

 

その前に、

そもそも「鍼」って一体なにを対象にしているのでしょうか?

 

 

 

 

 

それは「気」を対象にしたものなのです。

 

 

 

本来が目に見えないものを対象にしています。

 

簡単にいうと「気」とは「働き」です。

 

 

 

 

ちょっと信じられない話しになってきましたかね。

 

 

 

例えば坐骨神経痛など「痛み」に対して刺して治すという治療ももちろんあります。

これは解剖学的に筋肉刺して、筋肉を緩めている痛みを取っていると考えれば、想像しやすいと思います。

 

 

 

 

一方で鍼を続けていると、

「冷え症が改善される」

「自律神経が整って良く眠れるようになった、リラックスできる」

「免疫力が上がって風邪を引きにくくなった」

「自己治癒力が高まった」

ということがよくあります。

 

 

 

そちら自体を目的に来院される方もおられるくらいです。

 

 

 

 

これは一体どういうことなのか?

 

 

 

「冷え」や「免疫力」は目には見えません。

(今は科学が発達して血液検査で数値化できる項目もありますが、大昔には見えていないものです)

 

 

 

 

 

それは

 

「働き」が上がった、

「機能」が上がったと

 

 

いうことです。

 

 

 

どんな「機能」かというと、

体が本来持っている、「自分で治ろうとする力」が上がったということです。

 

 

「働き」というものは「現象」なので、目には見えません。

しかし、確かに「働いて」います。

 

 

 

鍼とはこのような「働き」に対してアプローチしているのです。

その「働き」のことを「気」と呼び、

その「気」を調整するのが鍼となるのです。

 

 

 

だから「気」が調整できれば、

刺して調整しても、刺さないで調整してもいいのです。

 

 

 

あとは鍼のやり方の問題。

 

本当の問題は、鍼をして「どうなったか」です。

 

 

 

 

 

 

 

「気」は誰でも感じることができるものです。

 

 

雰囲気、気が効く、やる気、殺気、勇気、元気、気味が悪い、天気、陽気、妖気・・・

 

「気」という感じがつく言葉は実にバラエティー豊か。

本来、日本人はとても「気」というものを感じ取っていて、大事にしていたのだと思います。

 

 

 

他に感覚で分かるものがあれば・・・

 

 

ちょっと実験してみましょう。

 

 

 

 

 

どこか素肌に掌を近づけてください・・・

 

 

20cm離れたときの感触、

10cm・・

5cm・・

2cm・・

1cmだったらどうでしょうか?

 

 

 

感覚の鋭い人は、より遠くから分かったかもしれません。

 

触れなくても、近づくと何か感じませんか?

 

何となくあたたかい、ふわっと何か感じる。モワッ、ヒリヒリ、ビリビリ人によっていろいろだと思います。

 

 

 

この感覚はすでに「気」が作用しているんですね。

 

 

遠くしたり近づけたりで違いが出るので、

層になっているイメージです。

 

 

断層のような感じです。

 

 

 

 

 

だから極端なことを言えば、触らなくても変化を与えることができる。

 

 

 

一番「気」が強く作用する「近さ」はそれぞれ。

断層の一番濃いところが人によって違うイメージでしょうか。

 

 

 

ただ皮膚を貫くと、「気」の層を突き破ってしまうので、

そうなると壊してしまうことになります。

 

 

刺してはいけない場合に刺すと、身体の治ろうとする力を下げ、力が抜けたように感じたり(心地よいだるさとは違います)、悪くさせます。

 

 

 

 

この「働き」を察知しないと刺さない鍼はできません。

 

 

 

このよに「気」にアプローチするので、

刺さない鍼ができます。

 

 

 

 

言い換えると、刺さないから、体を変えられる治療法ということになります。

私は症状によって刺すこともありますが、

以上のようなことから「刺さないからできること」があり、「働き」を最大限上げる方法が妊娠率を上げるために重要なポイントの一つだと考えています。

 

 

 

 

 

試しに検索してみると、

不妊鍼灸ではあまり聞いたことありませんけど「刺さない鍼」自体けっこうひっかかりますね。

 

 

 

 

実は古代中国の文献には、鍼には9種類あると解説されています。

刺す鍼、皮膚を切る鍼、刺さない鍼に分かれます。

そこにはちゃんと刺さない鍼もすでに治療道具として存在しているんですね!

 

 

 

 

 

患者さまから不思議に思われる刺さない鍼は、

「刺されないと治療してもらった気がしないんです」

と言っていた患者さまほど意外なほど好きになってくれることも多いものです。

 

 

中には治療後「なにそれ、きもちわるーい。なんでそれでお腹が軟らかくなるの?」

と初め怪訝なお顔でしたが、喜んでいたいた患者さまもおりました。

 

 

色んな表現がありますね・・・

実際効果を聞いてみると。

 

 

 

 

あくまでも一番重要なことは、鍼をどう考え、どう活かし、

不妊鍼灸に結びつけ貢献できるかです。

 

 

 

ほんの少しでも「気」というものが、不妊鍼灸と関わりがありそうだと思ったら、

実験をして「気」を感じてみてくださいね。

 

 

 

 

この実験を応用すると「働き」を高めることができて、セルフケアで冷え解消にアプローチすることもできますよ。

 

 

 

 

以上

身体の「働き」を高めて冷えを改善し、不妊治療に役立てましょう。

 

 

そあら鍼灸院

LINEで送る
Pocket

目に見えない世界 
最新情報をチェックしよう!

目に見えない世界を信じられる?刺さない鍼と不妊鍼灸の最新記事8件