ダウンレギュレーションが起こる仕組みを簡単に解説を加えてみます。

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①    通常は、GnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)が受容体(レセプター)にはまることでホルモンを出します。

 

 

ここでGnRHアゴニスト(スプレキュアやナサニール)を投与します。

GnRHアゴニストは、自分が通常出しているGnRHより受容体との結合力が強いのです。

 

そのため、自然に出ているGnRHより高確率かつ強力に、GnRHアゴニストが受容体にはまります。

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すると、より強力に脳下垂体前葉という部分からゴナドトロピン(FSHやLH)がドバーッと出ます。このドバーッと出る現象をフレアアップといいます。

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このとき生体は、

このままでは出し過ぎだからヤバイ!!

ソウダ!!しばらく受容体の数を減らすことで様子をみよう・・・

となるんですね。

 

 

そのため受容体が減って(ダウンレギュレーション)しまったため、GnRHアゴニストがはまりこめなくなります。

 

 

 

 

こうしてFSHやLHが出なくなります。

つまり、ダウンレギュレーションは生体の一種の防御反応であるとも言えます。

 

 

この防御反応を不妊治療ではロング法などの卵巣刺激の際に応用しているのです。

 

そあら鍼灸院

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