不妊治療 検査
難治性着床不全に対する検査~Th1/Th2比検査~
何度移植しても着床しない方を対象にTh1/Th2比検査をすることがあります。Th1/Th2比が高い場合、受精卵を異物として拒絶してしまっていると考えられ、その作用を抑えるためプログラフ(タクロリムス)を服用します。
甲状腺と不妊 甲状腺ホルモン(FT4,FT3)甲状腺刺激ホルモン(TSH)は検査済み?
甲状腺と不妊 甲状腺ホルモン(FT4,FT3)甲状腺刺激ホルモン(TSH)は検査済み?
甲状腺ホルモンは不妊だけでなく、流産、出産と関わりの深いものです。無症状のことも多く検査をして初めて数値の異常が分かることも。早めに検査をして状況を知っておきましょう。
基礎体温で排卵日がいつか予測できる?
基礎体温だけで排卵日の特定は困難です。排卵日を細かく特定したい場合は基礎体温だけでなく、排卵チェッカーやおりものの変化などを合わせて併用するといいでしょう。病院で診てもらえば更に精度が高まります。ホルモンの状態を知る上では基礎体温をつけることが有用です。
潜在性高プロラクチン血症 不妊鍼灸
夜間だけではなく、ストレスを感じたときにも分泌がおおくなることもあるので、少々のストレスは跳ね返すことができる身体づくりを鍼灸では平行して進めます。
受精障害とその原因「体外受精は治療であり、検査である」
体外受精をすることにより受精障害が判明することがあります。原因は①精子由来②卵子由来③抗精子抗体があります。そして受精を行うのが胚培養士。培養士の技術により大きく左右されます。
通水検査・通気検査と卵管造影検査(HSG)との違い
卵管の通過性をみる検査として卵管造影検査・通水検査・通気検査があります。これらの検査はどう違うのか?またメリット・デメリットはどの様な点があげられるのでしょうか?それらを解説します。
不妊治療解説 薬・ホルモン剤
排卵誘発剤の使い方 卵巣刺激で複数卵胞を育てる(主に採卵で)
排卵誘発剤の使い方 卵巣刺激で複数卵胞を育てる(主に採卵で)
排卵誘発剤は主に採卵で複数卵胞を育てる目的で使います。①クロミッドなどの飲み薬を服用しながら2~3個の卵胞を育て採卵する方法。②注射を使いたくさん刺激をして採卵をする方法。それぞれのメリットデメリットとは!そして鍼灸の効能について。
排卵誘発剤の使い方 排卵障害の排卵誘発剤使用例 排卵まで40日以上で自然妊娠
排卵誘発剤は①排卵障害のため排卵をさせる目的で使う場合②排卵はするが、複数卵胞を育てる目的で使う場合があります。肝心なことは質の良い卵子が排卵されることです。
エンブリオグルーの着床率や効果は?胚移植用培養液
エンブリオ・グルーは体外受精において、胚移植に使われる培養液の名称。着床障害に対する新しい治療法として注目されています。化粧品を思い浮かべると分かりやすいのですが、ヒアルロン酸はベタベタしていて粘液性があります。これを利用して胚の子宮内膜への接着効果、胚移植時の物理的外圧からの保護効果があるとされています。
デュファストン基礎体温上がらない?ルトラール基礎体温上がる?
デュファストン基礎体温上がらない?ルトラール基礎体温上がる?
黄体ホルモン剤でもデュファストンには体温を上げる作用はなく、ルトラール・プロゲデポーには体温を上げる作用があります。鍼灸での対応は高温期安定のキーポイントは低温期。連続して安定した月経周期があることが改善の要点です。
自然周期移植とホルモン補充周期移植のメリットデメリット
移植は自然周期移植とホルモン補充周期移植があります。それぞれの着床率に差はないと言われますが、患者様それぞれに合った方法はあると言えます。あとは着床鍼や子宮改善トレーニングで自分自身の子宮で「胚を育てる力」を上げる努力をしていきましょう。
ロング法など卵巣刺激の際に起こるダウンレギュレーションの仕組みについて
ダウンレギュレーションとは(採卵までが不妊鍼灸の重要な治療時期)
卵巣刺激の際にGnRHアゴニスト(スプレキュア等)を使う方法があります。GnRHアゴニスト使用時のメカニズムの解説。また採卵周期は卵巣や子宮へ血流がしっかり届くかどうかはとても重要です。鍼灸を行うメリットも記載しています。