秋の土用(1020-116)にやっていいこと、いけないこと

こんにちは。
そあら鍼灸院の松本です。
今週に入ってから急に寒くないですか?
数週間前まで半袖
ほぼ夏と変わらなかったのに。
ちょうど今週に入った20日~
(2025年は10/20~11/6まで)
「秋の土用」といいます。

季節は4つに分かれますが
こんな感じで各季節の始まりの前
約18日間は「土用」といいます。
ウェザーニュースり引用
そして冬に入る直前の土用なので
秋の土用となります。
土用は次の季節のために
しっかり疲れを取って備える時期です。
この図のように東洋医学では
五行説といって
全ての事象を5つに分けます。
人の体を支配する臓器も
鍼治療で使う理論も
季節もなんでもかんでも
全ての事象は5つに分けられます。
季節については
四季+土用で5つとしています。
自然界の神羅万象は
全て5つの要素
で成り立つということ。
さすが古代中国
スケールがでかい!!
鍼灸はそれを元にした医学なので
体に影響を与える根本的な理由に
季節があります。
人は季節や周りの環境に
影響を受けないわけにはいかないからです。
だから代表的な
季節の脈
季節の症状
季節の養生
というすべて季節に絡む事象があり
季節に身体が応じていることが
自分の力を発揮できる状態だという
東洋医学の考え方があります。
人間は自然の一部なので
季節の過ごし方というものがあります。
では身体づくりにおいて
秋の土用に気を付けることと
どんなものがあるのでしょうか!
----------------------------------
そもそも「土」の性質は
体のすべての土台といった働きです。
2枚目の図でいくと
臓器は脾胃(胃腸)となっており
→消化吸収して体を作る
症状としては代表的なのが
労倦(ろうけん)といって疲れのこと。
疲れてては土の機能が発揮できないのです。
胃腸が働かないから
消化吸収もできず
栄養素が大事な場所へ届かない。
となってしまいます。

Wikipediaより引用
この図のように
とにかく土は全ての中心。
「土王説」といって中心で
他の4つにエネルギーを配っています。
人間の根本である
生きていくために食べることのように
人にとっての根本であり
土台であること。
それが土の性質です。
(五行説はややこしいことに
2枚目の星形の図とこの図のように
2パターンの五行説があります。
土が全ての土台と考えるときは
3枚目の図の解釈になります)
----------------------------------
話は戻ってこの時期に気を付けることは
どんなことがあるのでしょうか?
〇土に関する事はNG
具体的には
農作業、草むしり、土いじり、
増改築、地鎮祭など。
「土を動かす
=大地のバランスを崩す
=天地の気を乱す」
という象徴的な考え方です。
土に触るときは直接ではなく
グローブをする。
また土用の前に作業に入っていた場合は
問題なしとされます。
〇新しく始めること
次の季節に備える時期のため
転職や開業、大きい買い物など何か新しく
始めることはNGとされています。
備えて労わる時期に
ストレスがかかりかねないことをすると
体調を崩すということなのかもしれませんね。
〇引っ越しや新居購入
こちらも土用の前に決めていた場合は
OKとされます。
〇旅行
どの方角も良くないためなるべく避ける。
遠くの時に行かない方がいいとされています。
いやいやそんなこと言われても
2週間以上やるななんて無理。
やらないわけには
いかないこともありますよね。
そのときは
間日(まび)といって
それをやってもいい日があります。
2025年秋の土用の間日は
10/21
10/29
10/31
11/2
となります。
さいごに食べ物
秋の土用に食べるといいと
いわれるものがあります。
秋の土用の辰の日に
「た」のつくもの
青いもの(青魚)
を食べるとよいです。
・たまねぎ
・大根
・たけのこ等
(夏の土用の丑の日に「う」の付く
食べ物が良いので鰻の秋バージョン)
青魚はサンマやサバがおすすめです。
以上ここまで秋の土用について
いかがだったでしょうか。
そんなの迷信じゃん?
という感じかもしれませんね。
仏滅に結婚式を挙げない方がいいと
同じような文化的慣習といえます。
ただ、食べ物に関しては
旬のものをいただくのが良いという
原則があるので
「た」の付くものを食べるのはどうなん?
と思いますが
サンマやサバは
たんぱく質
DHA
EPA
鉄分
ビタミンD
が豊富でとてもおすすめです。
では。