同種免疫異常不育症につながる鍼灸の講義

今月の研修会での講義は継続講義で、経絡経穴について行ないました。

 

前回の講義で

赤ちゃんの半分は異物

東洋医学で「胞」という部分は、免疫反応もおこさずお腹の中にあるという事はお腹の「胞」の部分だけ免疫があまり働かないようにできている。

というお話がありました。

 

この話は同種免疫異常不育症の方に応用できる治療なのでは!と思いました。

 

 

今回はその第二回目で「任脈・督脈」についてです。

この経絡も不妊治療には重要なところです!!

 

 

任脈・督脈に加え、衝脈というものがあって、この三つは「胞」から起こります。

 

 

※「胞脈」またの名を‘胞絡’といい、子宮(胞宮)に分布する脈絡。

 

 

この中に、主な働きは、「胞胎の養護をつかさどること」と説明があります。

 

 

前回の講義と今回の講義は、不育症や繰り返してしまう流産に対して非常に重要なことを示唆しています。

 

 

当院でも、自己免疫異常不育症(抗リン脂質抗体など)、血液凝固のための不育症の方の場合、

無事ご出産まで行く症例は多くみています。

 

血液凝固が原因であれば鍼灸を併用しなくても、血栓ができないようアスピリンやヘパリンでしっかりコントロールできれば無事出産までいくことも多いと思います。

 

 

しかし問題は不育症の中でも、

原因不明不育症といわれてしまう場合や転座(受精卵の染色体の問題のある状態自体に対しては残念ながら手立てはありません)。そして病院で統一した治療法や対応とならないであろう同種免疫異常やに対するアプローチです。

 

「胞」と任脈・督脈・衝脈の話は、不育症の中でも、特に同種免疫異常と原因不明不育症に対して応用できるのではないかとでしょうか。

 

今回の講義も非常に今後につながるお話でした。

 

 

そあら鍼灸院

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